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BREAKOUT THE ROCK★★★美しいものが生きる糧。


by pinky_julia1984

ランドスケイプ

実はシェイクスピアもあんまり読んだことのない私は、
オセロー持ってるのに読んでないんだなあ。
で、
ランドスケイプは、
というと、

率直に感じたことは、「なんかゲームみたい」だった。
それかファンタジー小説か。
設定を理解するのに、ちょっと時間がかかる。
設定の概観は見えてくるんだけど、それを元に話の進行を理解するのに、
頭がついていかないんだなぁ。
初見のお客さんでどれだけの人がわかったかなぁ。
アンディさんの英語はぼそぼそっとしゃべって、
カッコいいし、シェイクスピアを生の言語で聞けることはとても心地よいことなのだけど、
私には聞き取れるだけのListening力がなかった。
やっぱ、日本人が日本語でやる、坪内逍遥みたいなのは日本人の口には
もうマッチしないんじゃないかしら。
新劇なんていまやどこへ、という感じだしね。
いや、新劇かどうかわからないけど三島は大好きだけど。
美しい日本語は廃れないでほしい。

話が逸れたけど、田野さんってすごく、頭がいいんだと思う。
たくさんのことを一度に考えられるのかな。
Safetyのときも少し感じたけれど、
すごい複雑なつくりを構築できる人なんだと思う。
だけどそれが、観てる私についてけない程度の複雑さだったり、
うーん、たぶん私の頭が足りないだけだから、
自分がもうちょっとがんばればいいのかな。
でも、終盤から、ラストまで、そう、ちょうどポラロイド写真がだんだん浮き出てくるような、
そんなクリアーになっていく過程がすごく好きなんだけど。

とまぁ好みの話しかかかないので何なんですけれど…、


照明は、色とか、すごくきれいだった。
OPもきれいで、照明も芝居もどちらも生かしあってる感じがとてもよかった。
ちょっと顔が暗い気もした。
そういう狙いなのかな。
横幅の広い舞台だし大変そうだなぁ…
自分だったらどうプランするだろう。
そんなことも考えながら見てました。

RoMTの意味を発見!へぇ~。
そうか。そういうことなのか。
そしたらこのProject、続くといいですね。ぜひ。
題材は如何様にもなるでしょう。
コンセプチュアルなその名の通り、今後も期待できる感じ。
すてき。

そしてあんまりコミュニケーションとれなかったけれど、
やっぱ日本人じゃない人と一緒にやってみるっていうのは
とっても貴重でよいことだと思った。
ろっこやろうかな…、
と思いながら帰ってきた今日でした。
今年は高瀬さん→オリザさん→坂口さん→Rocco→木佐貫さん
ですものね。
これで、…あ、また、3年次もやるのかな、私、
じゃあ。4年次はしょっぱな誰だろう?
GALAやってできんのか?
うーむ。ふふん。
これは貫くべきかしら。
っていうか、高瀬さんがもし芸術監督になったとして、
他に誰か増えるかな。
うーむ。OPAPはなくならないだろうけれど、
一概に楽しみ~とか、言ってらんないね…
いや、ネガティブでなく、前向きに、良い方向へね。もって行きたいね。

ふぃ。Gute Nacht!
by pinky_julia1984 | 2005-03-07 00:36