人気ブログランキング | 話題のタグを見る

BREAKOUT THE ROCK★★★美しいものが生きる糧。


by pinky_julia1984

ため息、つかないで

昨日また父と母と話して、
今回のこととかも、この数年間の我が家の苦しみも、
人間のおろかなことも、
ひとは自分がいちばんかわいいってことも。

まあ結局、私はこの父の子なのだと思いましたし、
この母から生まれたのだと思いました。
厭だって言うんじゃないの。
それでよかったと、純粋に思えます。

私は、階下の住人がいま、とってもかわいそうでなりません。
きっと、あと何十年かして、その最期を迎えるとき、
なんと寂しい人生だったことかと思うのではないでしょうか。
その点、わたしは、
これまでも大変すばらしい出会いを経験してきて、
素敵な環境でたくさんのことを学べて、
だからこそ前向きに今の生活でも、向上心を持って生きていられるのですから。

そういう人生が、幸福なんだと、初めて実感しました。

もう憎しみの感情は薄れ、哀れみの方が増している。

ことの概略は、自転車の空気孔の、銀のねじを取って空気を抜いた、
という子供のいたずらに、そのねじがみつからないから、
それがないと復帰はしない自転車をどうにか直すために、
所在を尋ねた、それに母親は逆上してこどもに「やっていないんでしょう」と
言わせた、
というようなことなのですけれども、
状況証拠から検分しても、もし指紋を採ったとしても、
下の女の子がやったことはほぼ確実です。
しかし、その母には残念ながら、きちんと向かい合って近所づきあいをできる
人間性を持ち合わせていなかった。
こどもを、しつけているつもりなのか、
大声で怒鳴るだけ怒鳴って、「怒って」いるだけで「叱って」はいない。

ええ、これはまさに、私の見当違いでございました。
人間ではないものを相手してしまったのと同じようなものですから。

これまで、高校も大学も、
人間的に大きな人ばかりで、
そんないい人との出会いばかりだったから、
世の中にこういう理不尽な人間も生活しているのだということを、
忘れてしまっていました。
人に生まれて言葉を話せる以上、もしくは話せなくても人間なら、
だれであろうと、
お金を払って住居を借りることができ、
社会の一部に居場所をつくることができてしまうのです。

どうやら一家、近々引っ越すそうです。
近隣から数年間に渡り何度も苦情を言われた結果でしょうか。
こちらは嬉しい限りですが、あの一家はどこへ行ってもおなじことを繰り返します。
それはほぼ確実に、予想通りとなるでしょう。
哀れな一家です。
そしてきっとあの子供たちも同じような道をたどるのだと思うと…

そして最後に、出て行く前に、
「腹いせ」に、なにか大きな悪事をしていくかもしれません。
それが現在恐怖していることです。
けれど、昨日私も父も母も、
そんなことをしていたら、
まずそこはその状況を見守り、押し黙って、犯行を捉えてから、
きちんと、警察なり、大家なり、第三者や法の手を借りて
処罰してもらおう、ということになりました。
引っ越したってどこに隠れたって、法の目はどこまでも追いかけることができるから。

ちなみに「腹いせ」という発想は、彼女の言葉にありましたでしょうか、
以前鍵をかけずに置いておいた自転車を盗まれたそうで、
その犯人が我が家の誰かではないかとか、
言い出したのです。
どうして、こんな哀れな人間のために自分の手を汚して人生を転落させなければ
ならない理由があるのでしょうか。
そんな犯罪行為に及ぶ動機が全く皆無です。
了見の狭い人間の考えることでありましょう。
昨夜も、なんだかよくわかりませんが、
「一週間怒鳴り続けてやるからな」とか、
「ひとを犯人扱いして」とか、そんなことを聞こえるように叫んでいたのでした、
家の中からね。
そういう人間なのです。
ちなみに、その子供が以前、私の自転車の空気を抜いて遊んだことが
幾度かあることは、その母親が実際口にして、
初めて知りました。
「前のはうちのこどもがやったが今回は違う」、というように。
そういう事実もさておき、
この母は、自分とそのこどもを守ることでいっぱいいっぱいのようです。
その過去の犯行についても、謝られたことなど一度もないのですから。


まあいいとしましょう。
あと少しでこの悪夢ともおさらばできる。

それでこの話はお開きなんだけど、
もう一度被害者になることへの恐怖が消えない。

狼を怖がるのと同じような恐怖がある以上、
出て行くまでの数日でも、
長く感じられます。

はやく、はやく。
3月という月は、あっという間に過ぎていく。
この生活に、安堵をください。
by pinky_julia1984 | 2005-03-22 14:06