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BREAKOUT THE ROCK★★★美しいものが生きる糧。


by pinky_julia1984

仮設掲示板に

オリザさんが書き込みしています。
最初の、告示のときと一緒の文章がありますが、
結局、大学側はダメだった、ということでした。
みんな見て。


やっぱり、桜美林で芸術は無理があったといわざるを得ないのだろう。
私学はボランティアじゃない、お金のための、経営のためのシステム、
お金が入らないことは、入ることよりも下のこと、二の次、三の次なのだ
桜美林大学の学長兼理事長、副学長らに、芸術や文化の教育をする
方針がないわけではないだろう、
しかし、経営の羅針盤を見たときに、どれを最優先させるかといったら、
学生が受ける教育の質ではなく、大学の経営上、質落ちしても
構わないからより多くの学生を募って、学費を多く取る方針を選んだ。
その結果、教室にいる教師の数に対し学生があふれすぎて、
一人ひとりが受けられる教育の質が劣化する。
その現象がこの4月からもう始まり、このまま方針の変更がなければ
再来年度以降も学生は増え続け、学生は望む教育を受けられない。
現在の総合文化学科の高い教育水準は保てない。

これが桜美林大学文学部総合文化学科、
2005年度より桜美林大学総合文科学群となる学科・学群の、
現実です。

現在高校生である、未来の受験生たちが、かわいそうでならない。
一番根本の問題は、大学側の体質改善でしか改革できないであろう。
そして、私学であり、学生たちや教授側がなんといおうと
理事長、学長らの一声だけが実を結んでいるこれまでの
大学経営の方針から、
今後改善の兆しは、その期待はまったく持てないであろう。

これは、わたしの一個人の意見です。
しかし事実も多分に含まれます。
見解は人それぞれだが。
人生における学生生活が、学生という時代をいますごしている若者にとって、
どれだけ重要であるか、それは万人に共通のものさしでは図れまい。
だが、その中で、最大限、将来につながるなにかを、
人や知識や技術との出会いの中で見つけ、
より充実した人生に、
より本人の希望や理想を叶えられ、社会にも必要とされる人材を
育てることが、教育ではないのか。
先進国日本の大学機構は、これほどまでにダメなのである。
宝の持ち腐れ。
施設や外見的なことには投資を惜しまず、
しかし大学という教育機関が本来一番重点を置いて見て然るべき、
学生の受ける教育の質
が悪ければ、それはよい大学とはいい難い。
そういった矛盾を武器にして頑なに崩さないのなら、
いつか、高校生は魅力を感じなくなり、
受験生を、ひいては将来の学生を、
失っていくのではないだろうか。

先見の力、もう少し培う「教育」が、学長に足りていないんじゃあね。仕方なし、か。
by pinky_julia1984 | 2005-01-31 01:52